マコトなど

 

9月16日の視聴

 

・『ドキュランドへようこそ「ディープフェイク 進化するAI技術の光と影」(オランダ、2021年)』

→原題〜Backlight:Seeing Is Believing。まさに、見たものを真実だと思い込みがち。完全に「笑い男事件」の世界になってきた…。

 

 

→不安障害のディープ・メモリーに訴えかけて、治療を施す、だと!?恐怖を感じる中枢に、快感を植え付ける…のはホントに良いことなのか??

→アダルトビデオを別人の顔合成させるのは、さすがに悪質ではある。が、個人が個人の趣味で自室のみに納めている限り、どうにかできるもんじゃないのでは?それを流出させるようなファイルに置いていれば話は変わるけど。

⇒ふと、視聴中。字幕だけを追いかけてると、イマイチ内容がアタマに入らず、眠くなる感覚に襲われた、のだが。それを話す本人と同時に視界に入れると、途端に理解度が増した。これは、我々(というか私?、)がコミュニケーションの基本を相手の顔においている、ということでは?

ナンシー・ペロシを貶める、ただスロー再生させただけのフェイク動画。

→博士号まで持っていても、こんな“不可能な証明”を要求する詭弁を弄するのか…。

→「ポスト真実」の危険。そして効用。フェイクの記憶で上書きをして、現実の自分に勇気を植え付ける、てことかな?

→おわ。不安障害の患者さんが、“記憶の上書き”って言った!!!

→ディープフェイクの深まる世界では、より“触れるもの”の価値がすごく上がるかもな。経験…どころでなく、実際に五感がフル活用されるような、さ。

→子どもたちの世代が「真実かどうかを、さして重要視しなくなる」というのはそうだろう。が、「目的のために、“役に立つか立たないか”で判断するようになる」のは少し寂しい気がするね。

 

 

・『映像の世紀バタフライエフェクト 第17回「映像プロパガンダ戦 嘘と嘘の激突」』

→前回視聴はこちら⇩。

 

【『9月14日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220922/1663780167

 

→おお?!映画『カサブランカ』⇩だ。

 

【『映画 カサブランカ』のエントリ→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220112/1641918309

 

…これ、アメリカの諜報機関と、ハリウッドが協力して作った“プロバガンダ映画”なの?!どおりで1942年なんて露骨な時期に作ったのか!

→対して、ナチスドイツの宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッベルス。彼もまた、数々の娯楽映画に、プロパガンダを潜ませる。

→…時は遡り、1920年のロシア。戦地へ向かう志願兵、セルゲイ・エイゼンシュテイン。その列車で出会った日本人から学んだ、漢字。のちに映画監督となった彼は、“モンタージュ”の手法。『戦艦ポチョムキン』。

 

ゲーテの「真実性のために、人は真実を無視することができる」を引用するエイゼンシュテイン。それを観た…ゲッベルス

→『ユダヤ人ジュース』でユダヤ人排斥、大量殺戮を正当化するゲッベルス

→日独防共協定(1936)を機に、日独合作でつくられた『サムライの娘』。日本のイメージアップ。主役は原節子。日本の特撮技術に衝撃を受ける、ドイツ人スタッフたち。それもそのはず、担当したのは円谷英二

海軍省の依頼で作った、日本の長編アニメーション映画『桃太郎の海鷲』。

→最大ヒットの『ハワイ・マレー沖海戦』。冴えわたる、円谷英二の特撮技術。

→一方、アメリカも財務長官ヘンリー・モーゲンソウが、戦費獲得のためにウォルト・ディズニーに依頼。『新しい精神』(1942)。

→実際の映像を盛り込む、アメリカの『海兵隊と共にタラワへ』。戦時国債バカ売れ。

サイパン島の悲劇の自決をも、プロパガンダに利用する日本軍。同じ事実を、アメリカは日本人の狂信性の強調に使う。

→演出も巧みな、アメリカ『硫黄島の戦い』。いやさ、旗を立てる捏造のために、兵士に命懸けさせるなよ。

ナチスの映画『人生は続く』。皮肉にも、制作途中に降伏し、ゲッベルスは妻と、子ども6人を道連れに、死を選んだ。…なんでだよ!必要かそれ?!

→日本への爆撃のさなか、アメリカ映画『汝の敵 日本を知れ』を作るフランク・キャプラ。どういう意図?

→「無差別爆撃の正当化と、日本にとどめを刺す」ためかよ!キャプラにしても、アントニン・レーモンドにしてもさ。戦争終結を早めたって自慢するけどさ。ちったあ苦しめよボケ。

→そして円谷英二は、平和と夢を与える作品に、身を投じる。

→ぐお。『戦艦ポチョムキン』の撮影現場、ウクライナ・オデーサに繋げるのか。

 

 

・『NHKスペシャル「玉鋼(たまはがね)に挑む 日本刀を生み出す奇跡の鉄」』

→そういや、放送直前に『美の壺』⇩でこの回に関連ありそうなテーマのを放送してたな。

 

【『9月15日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220924/1663955786

 

→世界唯一しかない、島根県・奥出雲にしかない日本刀のための“たたら製鉄”!

 

→村下(むらげ)・木原明さん(86)。1991年のNHKの番組に出てらしたのね。45年も棟梁やってんのか。事業継承失敗してね?

→作るのは、“鉧(けら)”だが、これを割るまで“玉鋼”が出来てるか分からない、と。運もあろうよ。

→あ、2チーム(表と裏)に分かれて競うの?!そりゃ面白え。後継者候補は4人。

→昨年はほぼほぼ失敗の年。例年の半分、180kgほどの玉鋼しか取れず。

→表の一番手は堀尾さん。裏の一番手は三上さん。炎だけだが、裏の分が悪いか…?

→三上さんは、名の知れた刀匠でもある。けど、それとこれとは話は別だかんね。

→ところかわり、8月。サンフランシスコの日本刀の展示即売会。32回目を数える回で、村正の短刀が1,150万円!

→戻って、ノロの吐き出しに苦戦する、裏チーム。表チームは既にキレイにノロを流しだした。さて、どうする裏チーム?

→裏の二番手、佐藤秀行さん。手順を変え、木炭を加えてノロを溶かす!ノロ出しに成功!!

→日立金属・安来工場。え、たたら製鉄12人のうち、8人がここの社員なの?木原さんも佐藤さんも。

→げ。日立金属、投資ファンドに売却されんの?!どうなる、奥出雲。

→戦前は盛んだった、たたら製鉄終戦と共に下火になったソレを、1977年に復活!伊勢神宮の強力なバックアップ。式年遷宮のための御神宝に、玉鋼が要るのだ!

→「日本の、経済ではなく、文化を支える、ものづくり…それが、たたら製鉄です」とナレーションが入ったが。サンフランシスコの即売会見て、経済に貢献出来ないわけなくない?

→さてところ戻り、表の二番手・三浦靖広さん。彼が気づく、釜の異変。下がらない木炭(燃焼が悪い)。炭焚(すみたき)の安藤さんの工夫が功を奏す。

→みんな、顔の火傷ひどいな…。

→へー。村下候補以外(炭焚とか)は、別チームの手伝いをしてもいいのか。

→釜を壊して、“鉧(けら)”を取り出す。<b>「作っては壊す、を繰り返すことで、モノは消えても、ノウハウは人の中に残り、受け継がれていく」</b>。

→3トンもあんの?砕いてみると…?表・裏とも、出来はまずまず。量に関しては…表の勝ち、なのかな…?玉鋼は今回、およそ400kg!

 

 

・『スポーツ酒場“語り亭” 令和のホームランアーティスト とことん村上宗隆』

→5打席連続ホームラン???!!!22歳?三冠王(かも)!?

→9月5日の本放送。まあ、既にここから10日ほど経った今、王貞治のシーズン本塁打記録は追いついてるわけだが。

→昨年もうホームラン王にはなってるのか。

→5打席連続、て日をまたいでるのね。それはなんかな…。しかしあんなひっかけた感じなのに、なんでスタンドに届くんじゃ?

→これ、例えば、「ホームラン争いしてる他チームの打者」がいると、敬遠とかあるんだろうけど。そうじゃないなら「とりあえず他のヤツは抑えろ!」でも「村上宗隆とは真っ向勝負だ!」みたいになりそうではある。スポーツもエンターテインメントではあるわけで。

→今のヤクルトスワローズの監督、高津臣吾

→広角打法…のハナシなら、清原和博も両翼に打ち分けてたんで、王さんや松井秀喜さんよりは、そっちに近いんじゃなかろうか。

→ホントにヨガのおかげかは知らんけど。確かに、構えからインパクトまでのバットの軌道は、以前よりスムーズになってるな。

 

 

・『超多様性トークショー!なれそめ「世界と戦う&好きを貫くプロゲーマーカップル」』

梅原大吾さんしか知らん私。そのせいか、今回の最大の驚きは、“ももち”さんが男性側で、“チョコブランカ”さんが女性であること!混乱したわ。

→ももちさんがゲーム弱くなったらどないすんねん。怖いわ。

→いや…以前⇩の回もだけど、なんか上手くいかなさそうな雰囲気がにじみ出てるんだよな。なんでだ?

 

【『7月14日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220717/1657995626

 

 

《『今日の数学』のコーナー》

 

・『アクティブ10 マスと!「確率」』(追記)

→昨日⇩の「男女関係なく座る」ヤツ、寝て起きたらスッキリしたので再考察。

【『9月15日の視聴』→https://moritsin.hatenablog.com/entry/20220924/1663955786

→結論としては、「やっぱアレ(3/22)でイイ」。

→2人以外も含む「全員の座り方」の場合の数を含めると、やはり(分母・全ての場合)=12×11×10×…×2×1なのだが、それを分母とするならば、分子にも10×9×…×2×1は顕れるわけで。そうすると約分により10×9×…×2×1は相殺されて「1になって見えなくなる」んだよね。

→だからそもそも「2人に絞った」場合の数として分母・分子それぞれを計算して良いのだ。

→あと気になるのは「くじ引き」の件だが、生徒個々が意志をもって座席を選べるわけではないので、これもまた相殺されてる(か、その順列に既に吸収されてる…?)というかそもそも順列計算そのものがくじ引きの為せる業というか。そんなカンジ?

 

 

・『アクティブ10 マスと!「標本調査」』

→前回(確率)の彼、彼女の隣に座れてへんやん。

→るうと(√?)くん。声がいいな。1025人?

→ヒントは「無作為抽出」と「割合で比べる」。結構、厳しい当選条件(3つ全て満たす)。「①得票数が1番多い」は当然なんだけど、「②無効票をのぞいた全体のうち、60%以上の票を獲得」は、立候補者が3人もいるため、票が割れるから厳しくね?全員有効票でも、1025×0.6=615票要るんだぜ?

→なんなら「③2位との得票数の差が300票以上」もさ。全員で1025名の生徒数で、全員が有効投票だったとしても。拮抗しちゃうと同率2位が2人、としても(1025−300)÷3=241.6666…より

 

<b>

こう241

るうと534

げん241

</b>

 

がギリギリのライン。そして、この得票数では②の条件に引っかかる。当選かどうか早く知りたい、という主旨の回だが、それどころじゃねえだろ、これ。

→るねさんが母集団(1025人)から標本(100人)を抽出して調査。るうと58・こう28・げん10・無効4。聞き取りで無効票、とは?「白紙投票したよ」とか?

→標本における①はクリア。②は有効票96なので6割は96×0.6=57.6。58票なのでギリギリクリア。③は、母集団にまで拡大して計算するから10.25倍。ゆうと:58×10.25=594.5≒594(切り捨て)、こう:28×10.25=287、その差307票。こちらもクリア!

→「MATHのある風景」は数カ所で判断する“水質調査”。缶詰め出荷工場で、同時に行われる“無作為抽出検査”。それでも漏れは出るけどね。

→落選してんじゃん!

→柔道部ばかりに聞くな!たしかにそんな描写あったが…。エコーチェンバーやんけ。

 

 

つながりつながり。