…までするつもりはない。出来ないし。NHKの番組ほとんど好きだし。でもSDGsといい『バリバラ』出演者の偏りといい、今回のコレといい。目に余るので一気に書いた。
私、いつもだと「○月○日の視聴」として、テレビ番組を観て数日経ってから日記投稿してるんだけども。このNHKスペシャルが再放送でもあること、あまり純粋に受け取れない内容なのも相まって、すぐ載せることにした。視聴したのはこの番組⇩。
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・『NHKスペシャル「つながれ！チエノワ #子育てのもやもや解消」』
→…なんだろ。すくすく子育て、からNHKがなにか深刻さを感じ取ったのだろうか。ちょっと嫌な予感しかしないが。
→ゲストは澤部佑、横澤夏子、そして大日向雅美さん！わーい。
→アンケートの穴埋め。育児×「つらい」に決まってんじゃん。
→「疲れた」だったか。概ねビンゴ。
→大日向雅美さんは、このアンケート結果には納得しても、旦那たたきに賛同してるわけじゃないとは思いたい。
→夫叩きのマンガ、バズるからNHKも軽い気持ちでオファーして借りてくるんだろうけどさ。さっきのアンケートでの夫を“旦那”って表現してるのも、夫が育児してない裏で、その稼得能力を発揮してあくせく働いていることに敬意がないのもさ、NHKとしては女性持ち上げようとする意図が見えすぎて、アンフェアがすぎるんですけど。
→「9万のフォロワーのいる夫叩き育児漫画」をもてはやすのがNHKの今の思想なのは分かった。でもさ。そのカルタ形式、
①「『や』：（家事育児を）やる気がなくてもやってますけど」
→それを言うなら夫だってやる気なくても仕事しに行ってるんじゃないんかい？
②「『さ』：さいごまでやってくれない 」
→例として上げてるのは「夫に洗濯物畳んでおいて、と伝えたら、畳んだだけでしまってくれない」ことの不満。…でもそれさ。妻が「畳んでからしまっておいて」って言わないからでは？もしかしたら夫自身の服以外は、「しまう場所の分類（妻服や子ども服）がいまいち分からない」とか「仕舞ったら仕舞ったで文句言われるからやりたくない」のかもしれんよ？
③「『お』：お前は育児する側じゃ…」
→旦那の服がそこいらに散らばってるのを拾う妻の様子、らしい。しかしだ。大人だからとそんな完璧に行くか？妻の言うことを全て完璧に夫（旦那、を悪口で使うな！）がこなしたとしてさ。その細かいストレスで、夫が稼ぐ仕事にコミットしきれなくても、文句言うなよ？とは思う。
→リモートアンケートであった「在宅勤務が増えた夫に“お昼なに？”と聞かれモヤモヤ」は、なぜモヤるか考えた方がいいのでは。夫は「ただ昼ご飯あるなら聞きたかっただけ」かもよ？なんで裏の意図があると思ってんの？既に作る予定があるなら「そうめん」だの「昨日の夜の残り」とか言えばいい。はたまた「なんも考えてないから自分で作って」とかフツーに答えればええやん。
→ニワトリはさすがに私もダメかも。
→横澤さんはなんで麦茶作るの？そんなに飲むのわかってんなら安く大量にペットボトルで買えよ。貧乏かよ。その麦茶の入れ物洗う手間と時間、中身入れ替える手間、使う洗剤や水やスポンジ、トータルで考えて「飲んですぐ、濯いで入れ物捨てられる」ペットボトルでいいじゃんよ。なんで作らねばならんと思ってるか、そこから解消せえよ。
→家事公平分担のアプリは面白いね。でもこれ「妻の不満が夫の不満より少なくなる」こと、絶対ないよな。負担が楽になると、さらに残された家事のうちやりたくないものを過大に評価すれば、またそれを夫の方に割り振るシステムでしかないじゃん？すると「妻の家事への不満」はその分担減に対して時間経過でほとんど変化せず、「夫の家事への不満」は増えてるはずなのに外で仕事してることはこのアプリでは一切評価されないんだぜ？離婚の原因作ってねえか？このアプリの成果、10年単位で追いかけて、使ってる夫婦がどうなったか報告する番組作って欲しい。それは紹介してるNHKの義務だと思う。
→今日の大日向さんは、そんなに公平じゃないかな。
→オイオイオイオイオイ。番組中盤で出てきたゲーム。さっきの「妻の不満カルタ」の作者、白目みさえ（ペンネーム）さんのカルタを利用したものなんだけど。一見、ゲーム形式だから、夫の皆さんもやれば最初は面白がってやってくれる…とは思うよ。思うけど…なんで全部、“妻の怒りポイントを、夫が察する”しくみなのよ。毎日の生活が“妻の仕掛けた地雷だらけ”であることを可視化することで、これまた夫婦不和になりかねないのでは。これも成果の報告求む。
→すぐノルウェーを出しすぎる。
→いや、マークンさんの家、おそらく専業主婦じゃねーから参考にしづらいだろ。
→マスクで表情が見えないことで、子どもの言語発達が遅れるようなこと言ってるけど。こと“顔”の話になるならば「日本のアニメ」の表情のクオリティ高いから、テレビ見せればいいんじゃね？私がアニメ好きだからってのはあるけどさ。実際の人間がマスク外せない以上、そういうフィクションのチカラを信じるのも1つの手でしょ。
→どのモヤモヤへの取り組みも、スタートとしては素晴らしいと思う。でも、夫婦関係なんて千差万別で、妻側の一方向からでは測れないでしょ。
→番組最後、大日向雅美さんが「ママパパに沢山の人が関心を持ってる」とまとめてくれたけど。この番組、最初から最後まで（いくら家事育児担当が妻に偏っているとはいえ）、外仕事にコミットしてるような、社会の大半の夫側の意見に寄り添うことは無かった。育児にある程度コミットできる余裕のある（もしくは自営業の）パパしか出演してないし。誰もパパには関心持ってねぇじゃん。
…つながらないよ？
