息が出来なくなる

5月19日の視聴

・『映像の世紀バタフライエフェクト 第5回「ヴェルヴェットの奇跡 革命家とロックシンガー」』
→第4回はこちら⇩。

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→かつての、ソ連チェコスロバキア侵攻。この企画(「バタフライエフェクト」)、ロシアがウクライナに侵攻してから考えたのか?それともそれより以前から??
→犠牲者を出さなかったビロード革命、ヴェルヴェット・レボリューション。
→1965年、ニューヨーク。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの結成。ゲイであったルー・リードの叫び。
→ニューヨークを訪れた、劇作家ヴァーツラフ・ハヴェル。『新・映像の世紀 第5集』⇩でも!もちろん、のちのチェコ共和国・初代大統領。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのレコード、持ち帰れたんだ?!

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→1968年チェコスロバキア。改革派アレクサンデル・ドプチェクが(共産党)第一書記に。民主化運動「プラハの春」。
→あのヴェルヴェット・アンダーグラウンドの曲に触発され、結成されるPPU。
→二千語宣言に署名する、東京五輪(1964)金メダリスト、ベラ・チャスラフスカ
→1968年8月、ワルシャワ条約機構を連れてきたソ連。死亡者を出しながらも、抵抗するチェコスロバキア民。10月のメキシコ五輪で金メダルをとりつつ、ロシア国旗から目を伏せ抵抗を表すベラ・チャスラフスカ
→グスタフ・フサーク(親ソ連)が第一書記に。終わる「プラハの春」。既得権益共産党による、悪夢の「正常化」。ハヴェルもチャスラフスカも身をやつし、PPUも逮捕(1976年)。
→「憲章77」により頭角を表す、ハヴェル。
ベルリンの壁崩壊して1週間後。大戦で犠牲になった死者の追悼集会が、共産党への抗議運動に発展。歌手マルタも、体操選手ベラ・チャスラフスカも、名誉を回復。
ルー・リードチェコに来たんだ!PPUと一緒のステージに!PPUメンバー、嬉しかったろうなあ!!
→ハヴェルは2011年に、ルー・リードは2013年に死去。追悼イベント「ヴェルヴェット・アンダーグラウンドからビロード革命へ」。もちろんPPUも参加。
→二人がいなければ、もちろんこの瞬間は、ない。

・『ドキュランドへようこそ「プーチン政権と闘う女性たち」(2021年、イギリス)』
→原題:FEARLESS:THE WOMEN FIGHTING PUTIN。BSの『プーチンの道』⇩と合わせて観るとなお良し。

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→フォロワーに呼びかけるルシア・シュテイン。美人。自分のルックスにフォロワーが集まってることを、彼女は理解しているはずだが…それだけで、どれだけの人間が行動するのだろう。
→反体制派のアレクセイ・ナワリヌイは刑務所へ、男性幹部は軒並み亡命、そして立ち上がる女性たち…って番組サイドの表現は軒並み“うまいこと言ってる”んだけどさ。どんなに彼女たちを持ち上げても、時の政権にとって同じことして脅威なのは男性であり、女性が何人集まろうと殺すに値しないっていう性差は忘れないで欲しいな。
→亡命した男性幹部を、“腰抜け”扱いしたい意図が、番組制作者に無いかと云ったら嘘になる、でしょ?
→潰されるナワリヌイの組織。が、ナワリヌイの協力者であった女性たちがなおも戦う。ヴィオレッタ・グルディナは政治家に。イリーナ・ファティアノヴァも。
→ルシア・シュテイン、脚に追跡装置つけられてんの?!
→ルシアの時もそうだけど、ヴィオレッタも新型コロナを口実に(ルシアはコロナ拡大、ヴィオレッタはコロナ感染、という体で)軟禁されつつある。プッシー・ライオットのメンバーは軒並み弾圧。
→ルシアは15日で釈放されたが、恋人のマーシャ(女性)は釈放後再拘留15日間。なんでだ。
→イリーナの立候補は、「どんなに署名を集めても認められない」と当局から通告。マジか。
ヴィオレッタ、退院と見せかけて裁判所へ連行。メチャクチャだな!支援のナターシャは、麻薬密売の容疑で警察に。ヴィオレッタもナターシャも、割と泳がせられてるが、脅威だと思われてないんだろうな。
→イリーナは…立候補できず。
→ルシアの裁判は…?
ヴィオレッタの申請は、一度受理されたものの、再検討の会合に呼ばれ…ナワリヌイ派であることから…候補者資格を失った。
→ルシア、1年間の行動制限の判決。
→弾圧に堪えきれなくなる、3人の女性たち…。

・『ヒストリーチャンネルアメリカが最も恐れた男 “プーチン”」』
→原題「AMERICA'S GREATEST THREAT:VLADIMIR PUTIN」。どういう意図のタイトルなのか。気になる。
→これ、ホントか?2016年のアメリカ大統領選挙に、ロシアが介入した、とかさ。大丈夫なハナシ??
→16歳でKGBを希望。かなわずに大学進学し、そこからの再希望で入局。かといって優秀な諜報員でもなく、書類に明け暮れる。37歳まで、今と比べれば圧倒的に凡庸な立場だった彼が、なぜここまで先鋭化したのか?
東ドイツでパッとせず、帰国したらしたでソ連は崩壊寸前。家族がいるので自家用車で仕事するも、ジリ貧の状態に業を煮やす。レニングラード大学の仕事のツテを求めた結果…サプチェク(ソプチャク)教授がいた。
レニングラードサンクトペテルブルクになり、サンクトペテルブルク市長のソプチャクから副市長に抜擢されるプーチン。37歳まで鳴かず飛ばずだった人生の激変。食糧の購入資金をちょろまかしたのとか、この辺は『BS世界のドキュメンタリー』⇩通り。

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エリツィンに取り入り、彼の静かな引退と引き換えに、後継者のイスに。1999年8月の首相就任から4ヶ月、直前の爆破テロを皮切りに、まるで大統領かのように振る舞い始めるプーチンチェチェンからのテロ…?いや、仕組んだだろ。
→RTの局長の名前、シモニャン…。日本人に一生イジられそうな。
→ポリトコフスカヤは、良心にしたがって取材し、殺された。
→報道に携わる人間の34人の、死。内部告発を行った者は、放射性物質を盛られ、妻と息子を残して死んだ。
→ロシアでの事業で富を為した者も、首相の地位を望んで9年間収監。
→オリガルヒ?
→2012年のデモのリーダー、ボリス・ネムツォフ。人望もある有能な政治家。しかし…銃弾を背中に5発受けて志望。
ネムツォフの死にも、反対派は怯まない(いや、怯んでる人の方が多いけど)。次の指導者はアレクセイ・ナワリヌイ!来たー!

・『アニメ 宇宙なんちゃら こてつくん 第38話「宇宙のにおい」』
→宇宙ステーションのニオイは、宇宙のニオイなのか…?ホントにそれでいいのか…?
ギ酸エチルラズベリーが焦げたニオイ(=宇宙空間のニオイ?)の元になる。




つながりつながり。