大義を失う

3月9日の視聴

・『u&i「みんなで笑顔になろう!こどもたちのSDGs」』
→うさんくさい。なにもかも「それとこれ、同時に達成することは出来ないでしょ?」的な例ばっかり出てくる。キレイ事のオンパレードだ。だいたい、貧困地域の子たちを本気で助けたいなら、移民を全然受け入れてない“日本”という国のつじつま合わんだろう。ウクライナの一般国民が相当数死んでるのに、「支援はするけど介入しない」のだってSDGs的にはアウトだろ。でもそれをしないのはなぜか、てことだって、大人はうっすら理解してるじゃん。なのにSDGsに全振りすることが、ホントに可能か?
→ロシアのウクライナへの侵攻は「SDGs」「ジェンダーフリー」への強烈な問いかけだと思う。貧富の差なんて減るわけなくて、「貧困のおかげで裕福がある」ことを認識して、裕福な人間がそれに感謝して生きることで、『差は減らなくても、全員の生活水準を少しずつ少しずつ今より上げていく』しか、未来に出来ることなんてなかろう。笑わせんな。
→あ…ある意味笑顔になったわ。苦笑いだけどな。


・『特集ドラマ「雨の日」』
→既に3〜4回は再放送してるコレ。序盤、PMSの症状を可視化するための、変な特撮あり。なんじゃコレは。
→結構デキる役者が揃ってるからか、コムアイの素人感がうまい具合にハマってる。
PMSのなんたるかは、このドラマだけで理解できるもんじゃないけど、「男性がドラッグストアのナプキンの種類で困惑」「男性が女性の生理を面倒くさいと感じる」とか、男性を悪者にしない視点で見るなら「そらそうだよな、言わなきゃ分かんねえよな」と思う。
→あの男性スタッフ、もしや「女性から男性に」なった人、の設定かな?
→水着でなくてもエロく撮れる!
→ちょいちょいはさまれる、友人同士の過去回想(コムアイ成海璃子)。カメラが元々成海璃子からコムアイに渡されたものである設定が、少しだけ百合要素も含みつつ、上手く盛り上げてる。
→ちょっとダメな男性代表扱いの眞島秀和の役割も、「なんだかんだ仕事で葛藤しつつ、たまたま出会った写真に惹かれてコムアイ(扮する写真家)を抜擢」してたり、思ったよりいいストーリー。

→国際女性デーとの絡みで放送したんだろうけど、“エセ”フェミニストが先鋭化する日、みたいになってるのが鬱陶しい。逆に、本ドラマの価値を毀損する気がする。

・『ハロー!生理〜世界で聞いた5つのストーリー』
→2021年11月3日の本放送。水原希子の案内。プライベートジェットに乗る、ルッキズム反対、みたいなファッションモデルの言葉なんて薄っぺらいのなんのって。ルッキズムのおかげで稼いでる人が何を言うやらね…。
→まずはフランスの幼なじみの女子2人。「子どものままでいたかったな」って正直だな。
→ブラジルの女子高校生、ステファニー。ギターで弾いてるのはこれ⇩。

…祖父のヨシアキさんと暮らす…って日系かい!叔父も日本の学校通ってたんか。割とブラジル⇔日本間を行き来してる家族?
→日本の女子大学生、ワカとマイ。病院はハードル高いよね。
→ワカさんが意を決して婦人科に…って、宋美玄さんじゃん。月経困難症、か。

→台湾の小学生への、学校の性教育。素晴らしい。小学生で出会って、結婚したカップルの幸せそうなこと。台湾は、やたらとジェンダー振りかざす女性は少ない?のかな?
→あれ。ナプキンやタンポン、月経カップの説明コーナーのBGM。完全にアニメ『本好きの下剋上』⇩の次回予告んトコのじゃん。

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アメリカは10代から生理をコントロールする州も。この3人はLos Angelesかな。避妊リングや月経カップの話題をオープンに。3人が三者三様。無理強いしないもんね。「私はそれらを信用できないからナプキンのみなの」とか。




・『未除染の森で生きる〜福島・阿武隈山地
→“鉄砲ぶち”の辰雄さん、訴訟も起こしてるけど、原発で働いてもいたんだ。そりゃ複雑だわ。仲間と争いたくねえもんな。
→へ?番組スタッフがイノシシ追い立てるのん?
→罠にイノシシ。以前なら、食べることで供養してたのに、それが出来ない(放射線量が多い)。撃って、殺して、祈って、埋める。淋しいよな、殺すだけ、て。
→お。放射線量の少ないイノシシだったんだ。皆で食べてる。うまそう!スタッフもご相伴にあずかる。

・『ソクドノオンガク(2022.3.9)』
→「時には昔の話を加藤登紀子



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