極薄

11月25日の視聴

・『MEWE−2分で爆速SDGs−(2)「ジェンとダー」』
→とりあえず2分では短いからしょーがないんだろうけど、正直“薄っぺらい”な。

ジェンダーが「社会的性別」だってんなら、この『MEWE』、男子高校生ver.はあるんだろうね?
②医者と女医、アナウンサーと女子アナ、という語句に関しては是正されつつある。特に今の若者はそんなん折込済。
③サラダは取り分けるな。自分の分だけ取れ。
④動物のネタは「人間のハナシじゃないじゃん」で終了するから、この場に向いてない。退化するわけにいかないでしょ?シャチだって2足歩行し始めたらジェンダー発生するし、シャチの世界の常識をシャチ自身が嫌がってたらどうすんのよ。アフリカ象のメスだって“ハンターに向かう一番槍”になんかホントはなりたくないかもよ?
⑤男性の方が「正社員の割合」も「平均賃金」も多いけど、それは配偶者控除が女性の稼ぐ意欲を阻むインセンティブしか与えてない以上、「配偶者控除を撤廃」してからじゃないと平等な議論にならない。
⑥「リーダーシップ」は、当事者意識の高さ、に近い概念なので、役職につくことを意味してはいない。定義を歪めるな。
⑦出演してる女優さんは違和感なく演ってんの?恋愛ドラマじゃなく“啓発動画”であるなら、そこは日常で「あたしはどっちでもいい」なら本末転倒なんすけど。
⑧この2分番組直後の芸能人たち、そんなにエネルギーのこと気にしてないでしょ?楽屋弁当、もったいないから持って帰るか?シャワーいちいち止めるか?エコバッグ数十枚保持することがホントにエコか?

…とまあ、2分で沢山考えさせられました。良い番組です(おい)。


・『NHK地域局発 きらっと新潟「ニイガタLGBTs #ありのままで生きていたい」』
→北陸が同性愛者への理解の低い地域、というのは初耳。そんな場で“ミックスバー”やら行進やらを実行する行動力は評価されていいよね。
セクシャリティに関して表明して、それが自死まで至るのは、やはり圧倒的に男性(身体的な性が)だと思う。男性の生きづらさが、ゲイのカミングアウトのしづらさと、男女の自殺率の圧倒的な差にも現れてる
→ゴンさんの造語“ウェルカミングアウト”が、そんな言葉すら使わなくていいくらい自然な世の中になりますように。


・『ETV特集「消えた技能実習生」』
→以前NHKが関わった技能実習生たち⇩。

moritsin.hatenablog.com


…彼らの半数が失踪。そのうちの、カエルを食用にするため捕っていた“ヒエンさん”の行方を追う。
→正式な退職手続きの途中で失踪したゴックさん。…に対して、手続き協力していた、「日越ともいき支援会」の吉水さん怖いんだけど。分かるけど、その責め方はなんか違うな。「誰にどんなふうに迷惑がかかるのか」説明しないと、次に支援団体につながろう、とする意欲まで削がれてしまう。吉水さんも疲れてるんだろうね…。
→お。ヒエンさん見つかった。…彼女に、「私は悪い星のもとに生まれたのです」と言わしめてしまうこと、あまりにも辛すぎる。
→夫と共に来日して、中絶した女性。「日本に来たせいで産んであげられなかった」。そんな国に未来はあるだろうか。
→妊娠させた日本人男性に逃げられたホアさん。中絶可能な時期は過ぎ、産んで手放そうとしていた彼女。ある日、突然泣き出した彼女が「産んで育てたい」と。サポートを約束する、ともいき支援会の吉水さん、厳しくも優しい。





つながりつながり。