金×銀

8月29日の視聴

・『パラ×ドキュ「見えなくても、あいつがいる〜競泳 木村敬一と富田宇宙〜」』
パラリンピック開幕直前に放送していたこの番組。100mバタフライ、視覚障害の最も重いクラスのこの二人。
→世界ランク1位の木村敬一選手⇩。パラマニアの開幕前夜SPで。

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→世界ランク2位の富田宇宙選手⇩は、先日銀メダルを獲得。それを踏まえて見るとなお響く。

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→金メダルのみを追い求める木村敬一。高校まで健常であり、自分が抱えていた偏見も踏まえて、自らを“社会活動家”と称する富田宇宙。見る頂きは少し違う。
→東京パラリンピック開催、半年前の二人の亀裂。正直な、木村選手のこの言葉。


「僕が金メダルをとることによって社会が変わること、パラリンピックが盛り上がることよりも」
「僕が金メダルをとって僕がうれしいことの方が僕にとっては大事なんですよ」
「冷たい言い方をすると(語弊を畏れずに言うならば)」
「どういうふうに社会が変わるかはよう知らんちゅうこと、です」
「それはもう僕の範疇じゃないじゃないですか、社会が変わるかどうかって」
「それ以上の“価値”をどう見出すか、っていうのは」
「見る人が見出してくれればそれでいい」

→健常だったからこその、富田選手の葛藤。パラアスリートとして、本気になりきれない、自分。パラ日本選手権では惨敗。木村選手は先に代表に。富田選手の“見えていた”過去が、彼を縛る。
→バタフライでなく、400m自由形で、まずは代表権獲得する富田選手。
→最後の、国内での、勝負。まだ木村選手が上、か。

・『東京2020パラリンピック ブラインドサッカー 男子・予選「日本×フランス」』
→解説が中西哲生さんなのがイイよね。“サッカーはブラインドサッカーより上”みたいな顔をしている元サッカー選手が多い中、実際に経験してルールややりとりを知って、ここにいる、ていう。
→【前半】給水タイム時点で2点リード。交代は同じ選手が何回でも出られるけど、前後半それぞれ6回まで。
→完全に目隠しされた前線のフィールドプレーヤーに(健常とはいえ)ゴールキーパーからのロングボールが通る意味が分からん。蹴る側はいいけど、受ける側にあんなスポっとハマるのはどういう訓練と声掛けをすれば…。
→川村怜選手⇩を隠れ蓑に、黒田選手が攻めてる序盤から、だんだんその川村選手がゴール前に迫る方向に。デザインされてる様子。

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→フランス選手が視覚を失った事情に「戦場で受けた銃弾が視神経を」とかあって驚愕する。実況の早坂隆信アナがそれを「それぞれにドラ…物語があります」と伝えていて配慮ステキ。言葉選びは実況の力の見せ所だな。
→前半残り1分で、フリーキックから直接川村怜!ゴールキーパーの股下をぬく3点目!!
中西哲生さん、このブラインドサッカーで臨時コーチに入っていたとのこと。久保建英選手に施した技術を彼らに!これは他国からオファーが来そうな雰囲気。
→【後半】スペースを生む意味でなく、相手選手に空振りさせるための、体幹としての“崩し”が見られる。特にフランス選手が大柄なため、効果的に“当た”っているように思う。
→お、PK獲得。
→決めた!4点目。
→フランスのロングボール!ど真ん中を抜けて日本のゴールキーパーがキャッチ。あれ、ちょっと触られてたら危なかったな。
田嶋幸三さんと山下泰裕さんがおる。
→園部選手とピルル選手のマッチアップ。見事に抑え込んだ。
→4-0で勝利!


・『東京2020パラリンピック 車いすラグビー3位決定戦「日本×オーストラリア」』
→疲れと悔しさでボロボロかと思いきやそうでもなさそう。
→1st、オーストラリアの勢いが弱めだと思ったら(障害ランクで)0.5点の選手が一人体調不良のため、ライリーバット選手を同じ3.5の選手(クリスボンド)と同時起用できないのか。0.5の選手がもう一人いればね…。
→ライリーのロングボールをカットしたりして、3点差。
→2ndは互角。ライリーが一人で奮闘していて、ファウル侵す場面が増えてる。それでも得点するライリー。ハンパねえレジェンド。
→どうでもいいけど今回「スロー再生中にスティールしてゴール」とか多め。いい場面見逃すからスロー再生あんま要らん。
→3rdは5点差をつけてのスタート。のっけの反則で1点献上したものの、順調にやり返す。
→前半で、オーストラリアにタイムアウト使い切らせたのはデカい。オーストラリアがターンオーバーくらいまくってる。9点差。
→4thスタート。この劣勢でスーパープレイ連発のオーストラリア。攻守に奔走するライリーバット、しかし強引に差し込むので転倒も増えてる。日本もミスが増えてきたぞ?
→池崎さんが誰かに似てるな、と思ってたんだけど。ドリアン助川さんだな。

→60-52で終了。銅メダル、おめでとう!!!



・『東京2020パラリンピック デイリーハイライト』
→陸上・車いす1500m、佐藤友祈選手が400mに続き二冠!車いすならでは、だな。オリンピックの400mと1500mで、身体の作り方は同じにならんもんな。
→陸上・車いすの伊藤智也選手(58)⇩、直前で障害の軽いクラスに変更されてしまったのか…。400mは予選敗退なれど自己ベスト。「自分の人生で一本指に入る」って名言すぎるわ。

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→男子100m平泳ぎの山口尚秀選手は、世界新記録で金メダル!『パラマニア』でポンジュース配ってた⇩のは、確か彼だったよな…。

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→“風間の目”はブラインドサッカー。明日はブラジル。なんかスゲー連覇してるらしい。ブラインドサッカーも強いのか、ブラジル。オリンピックで優勝された上、パラリンピックまでやらせねーぞ。
ゴールボールも、最大の敵はブラジルか。

・『ドキュメント72時間 選「昭和歌謡に引き寄せられて」』
→2016年の放送。「昭和歌謡館」から。音楽が絡む『ドキュメント72時間』、結構多いんじゃない?スタジオPENTAの回とか、楽器屋の回とか。
→「はいからさんが通る南野陽子(1987)。児童館への就職予定の女性。児童館とは?
→「思い出のワルツ」雪村いづみ(1953)。広告会社を定年退職。広告会社ってホントなんなの?
インドネシアからの留学生(26)。だいたいアニメ好きよね。ヤプーズ戸川純が好きなインドネシアの女性がいるなんて嬉しいね。「蛹化(むし)の女」戸川純1984)。これ、パッヘルベルのカノン?
→パリからの観光客男性。「空へ」カルメン・マキ(1977)。これをディープ・パープルやレッド・ツェッペリンにたとえるとは。あちーな。
→ピンキーチックスの「祭りコきた晩」(1971)が32,914円!!!キワモノをマニアが高値で買う。
→こっから2日目。雨の日にて客足少なめ。
→「卒業」菊池桃子(1985)、はデビューアルバム。
→店員さん、2週間前からのバイト?前職は新幹線の車内販売??歌い手になるべくここへ!そんな店員さんから「This is my trial」山口百恵(1980)。
→高2男子が、静岡から、南野陽子のコンサートへ。ガチだ!でもよく聴くのは、本田美奈子Oneway Generation」(1987)。あー!私も好きだわ!!…顔はそこそこイケメン。自衛隊志望。動機をスタッフに訊かれて歯切れ悪い。と、思ったら『ガールズ&パンツァー 劇場版』を見にいくと。さもありなん。
岡田有希子のレコードを探す男性。運送業フォークリフト使いだ!毎年、岡田さんの命日に墓参りに。
→「赤いハンカチ」石原裕次郎(1962)を聞く年配男性。
→ここCDもあるんや。大学事務職員の男性が、介護する母への歌探し。「奴さん」美空ひばり(1958)らしい。家族が介護を社会に押し付けられるのキツくない?!国はそれでいーのか?どんどん共倒れの老老介護増えんで?




つながりつながり。