生存こそ、尊厳

7月16日の視聴

・『スポーツ×ヒューマン「わたしたちが走る理由 南スーダン陸上選手の600日」』
→来日したのが2019年11月。日本でも新型コロナで大騒ぎになる直前。
前橋市での合宿。サポートも前橋市。それで冒頭の映像に前橋育英の選手がいたのか。
→序盤のこのインタビューが「迫るオリンピック・パラリンピック」雰囲気なのだが、それがまた数奇な運命に翻弄される彼らを表していて少し苦しい。いや、他人事でもないけど。
→そして東京オリンピックの延期。家族と会えない彼らの、心中穏やかでなく。
→マイケル(パラ選手)、出場できないかも?!こんなギリギリになって、自国のパラ委員会が無い、とかもうなんなん。
→ルシア(女性選手)の父が亡くなる。会いたかっただろうに。
→平和ってなんだろう?


・『スポーツ×ヒューマン「裸の心で 陸上10,000m・新谷仁美」』
→⇩この番組の「#アスリートは黙らない」でも出演されてた新谷選手。

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→話題になってから、“黙って”しまった彼女。でもやはり、なにもかもありのまま、黙らない。その苦しい胸の内でさえ。
→楽しくなさそうに走る。でも、本当の最初の最初は、楽しかったのだろうか?
→コーチの横田さんも興味深い。メディアでしか知らなかった頃の新谷選手を「なんてめんどくさそうなヤツだ」と思ってた、とか。
→「走るだけでお金もらえて、ラクでいいね」と言ってきた人間がいた、という。ホントにそう思えるか?それ、ホントにラクか?スポーツを不要不急だと思ってる、ということ?
→スポーツ不要だと言う人は、将棋や囲碁も不要だと思ってるんだろうけど、それはどうなの??

・『ハートネットTV 特集・生きたいと言える社会へ 第2夜「京都ALS嘱託殺人事件から1年 “あなた”に会う旅」』
→岡部宏生さん。新型コロナでもあらゆる手を尽くして乗り越えようとしていた、あの事業所の代表⇩。

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→彼を変えた、橋本操さんの、行動力。
→嘱託殺人の是非とは、今回の番組はまた違った視点に見える。事件で死を選んだ方は、その人なりの理由で死を選んだわけで。生きたいと思えるなら、生きればいいじゃない。家族だけに負担を強いる社会じゃなければ、生きたい、のでは?ならばALS患者の「死にたい」は社会がそう思わせてるだけで、本人の意志ではないのでは?
→私も、生きてるだけで、価値がある、と思う。

・『〈FNSドキュメンタリー大賞〉#精子提供〜妊娠へ それぞれの選択〜』
精子提供をほぼナリワイにしてる“カズト”さんの例はなんか、感覚的に「キモチワルイ」気もするけど、カズト氏と提供された女性を非難する気持ちにはならんな。自分はやらない、てだけだし。
無精子症の夫婦。閉塞性無精子症なら、管をどうにかすればいいけど、非閉塞性無精子症だと、精子そのものが作られてないからな…。
精子は、無かった。…しかし、いざとなったら、人間これだけ精子精子連呼することになるのに、こんな重要なことを学校で、しかも中高生の間に学ばせないのは、逆に国の罪なのでは?
→AID(非配偶者間人工授精)の限界。
→AIDで生まれた石塚さんの記事、PTA関連でよく読んでる大塚玲子さんのヤツだったな。
→無精子であると確定したコースケさん。ドナー(精子提供者)を自ら選ぶことで、血の繋がらない子でも自分の子である、という責任を持つことを選択。日本国内だと、顔の見えない提供者しか認められないので、海外に活路を。

・『国際報道2021 “自由”の価値を伝えたい〜台湾映画「返校」〜』
→観たい。

・『警部補・古畑任三郎「さよなら、DJ」』
桃井かおりの演技に悶絶してまう。
→最後の「やだ」に惚れる。


・『あの日、偶然そこにいて』
ジュリアナ東京にいた女性が、今や理学療法士だったり、歯科医師だったり。
インベーダーゲーム…東北の町おこしには失敗したが、先端技術研究所の所長には、大きなカギになった模様。




つながりつながり。