真っ赤っ赤な嘘

4月11日の視聴

・『NHKスペシャル「追跡“コロナ犯罪”」』
→ナレーションはオダギリジョー
→この給付金不正受給の「主婦同士のネズミ講」みたいな仕組み、なかなか興味深い。特に、主犯の男とその妻、そしてこの詐欺を広げた女(中村)以外に、A〜Eの5人もの主婦が絡んでいたこと。5人のうち、誰も「オカシイからやめよう」とならんかったのがスゴイ。主婦(全員50代)、というからには家族もいるのだろう。独り身で天涯孤独なら犯罪に心が傾くのも、あるかもしれないが、自分の家族のことが頭に浮かばなかったのだろうか。特殊詐欺のように、特定の誰かからでなく、国や自治体からなら、奪っていいと思ったのだろうか。なんか“大阪”、てのが妙に納得しちゃうというか…。
→「闇バイト」に申し込んでしまい、受け子をした19歳の少年。彼も、5人の主婦もだが、身分証を(詐欺を取り仕切る)相手に渡したのが、特にマズイ。「途中でやめたら家まで行くぞ」
と言われるのは、本当に怖い。

・『アナザーストーリーズ「あさま山荘事件 立てこもり10日間の真相」』
→人質をとってるのに要求がない??
→民間人が、人質の身代わりを求めて山荘に近づき、死んだの?なにそのハナシ。
→加藤倫教(みちのり)さん。犯行に加わった当事者が、顔出しで、生きて語ってくれるとか、大丈夫なのか?てかさ、刑期終えてるんだから、呼び捨てにすんなよNHK(と松嶋菜々子)。
→当時の警察、世論が「突入」に傾くのを待つとか、なかなかに汚い。
→鉄球のクレーンを扱った兄弟の言い様が、平和的すぎて軽い。番組としては面白いけど、ハナシ盛ってるの丸わかりだし。
→クレーンおじさんと、リポーターおじさんの、尿意の話題。笑うトコでしょーか。
→突入部隊の方が「逃げたい気持ちは無かった」とかウソ臭い。
→全体的に、老人たちが久々にメディアに取材されて、嬉しくなってイイ気になっていっぱいしゃべってくれた番組かと。


https://chikirin.hatenablog.com/entry/20110208



・『ドキュランドへようこそ「アガサ・クリスティーの世界」(イギリス、2019)』
→原題の「Inside The Mind of AGATHA CHRISTIE」って表現も好き。
→「第1章 孤独な少女時代」。コージーミステリーなんかじゃない!
→「第2章 薬の暗い側面」。ボランティアの看護師を地元トーキーで。薬剤師の資格も取得。病理学者バーナード・スピルズベリーの影響。
→は?失踪??
→「第3章 アガサ・クリスティー失踪事件」。アガサ・ミラーからアガサ・クリスティーへ。「妻」を“職業”と呼ぶ。夫に好きな人が出来て、離婚を要求される。からの、相手のナンシー・ニールの苗字を語ってホテルへ逃げる。11日間の失踪について、なんも判明してない。
→「第4章 放浪の旅」。考古学にのめり込む。そして、考古学者、マックス・マノーワンとの結婚。二度の世界大戦をも、経験することに。
→「第5章 ロンドン大空襲」。死ぬかもしれない、そのことが多くの執筆を可能にした。
→「第6章 引きこもり」。マスコミを避け、グリーンウェイに住まうアガサ。1976.1.12アガサ・クリスティー死す。85歳。

・『サッカー★アース(2021.4.11)』
マンチェスター・シティはアブネーかもな。あのジャッジミスさえなければ、ドルトムントが早い段階で同点になっていたし。プレミアリーグでもリーズにやられていたし、そろそろ対策の対策が間に合わないと、2ndレグでひっくり返されるな。



つながりつながり。