3月1日の視聴
・『浦沢直樹の漫勉neo 第6回「西炯子」』
→ほとんど顔出ししない西さんが出演!ヤッター!!
も読んだ(読んでる)ので!余計に楽しみ。
→くらもちふさこ先生、安彦良和先生、を模写して練習したとのこと。ペン入れのペンは「Gペン」のみ。独特のタッチ。
→「感情はあとから入れる」。
→少女マンガは「髪と目」。
→教員やってらっしゃったのですね。生きる糧としての“漫画家”。転機が『女男(おとこ)の一生』で、51歳の男性を描くことを主張されたところに人生かかってる感じ、あります。
→「トロピックゴールド+タンジェリン」の2色を顔の影になる部分に重ね、肌を塗らずに肌色を見せる(魅せる)技術、美しいなあ。人間の眼と脳の関係を利用してるカンジ。西さんが楽しそうなのが一番美しいのだけれど。
→「アイスブルー」で眼を!浦沢さんが「淡いなー、淡い!」と感嘆するのも分かる。
→少女マンガの目の中には歓楽街がある。
→あー、You Tube撮るヒトが使うライト、ハリウッドライトって言うんだ。
→目に「ライトブラウン」を重ねる。萩尾望都の原画展(例は『マージナル』)を浦沢さんが持ち出し、印刷に出ない配色をそれでもやってく漫画家さんのこだわりって!
→西さんが、賄いを三食!全部うまそう!!
→なにやら、教員と漫画家の親和性、てある気がするんだよなー。もちろん、現役で教員やり続けてるひとには、この味は出せない。自分にウソをつき始める、から。
・『浦沢直樹の漫勉neo 第7回「惣領冬実」』
→同じ0.05ミリの“ミリペン”も、摩耗で三種類使い分ける周到さ。“ミリペン”を毛嫌いする編集との闘いのエピソードは惣領さんの作戦勝ち!
→ペンで描いた線に、消しゴムを?!マジか!汚くなったりしないの??
→“ミリペン”でヨハンを描いて試す浦沢さん。実は、「この描き方がホワイト禁止の状況になってる」ことに気づき、驚愕する浦沢さん。今回は、より技術的なトーク多いな。
→『チェーザレ』に踏み入ってから、“フキダシ”の形までこだわるように。なるほど、歴史モノであり、アルファベットが入る(翻訳されて出版されてる)からなのか。
→ルーツが望月三起也さんかー。『ワイルド7(セブン)』とかオレも読んだことないや。勝ち気な女性を描きたかった惣領さん。覚醒のとき。
→バトルはわかりやすい、としながら
「少年漫画の“戦い”はチャレンジャー。強い敵に向かっていく。でも少女漫画の恋愛の“戦い”は防衛戦。対象の男女の気持ちは固まっていて、横恋慕の敵が現れて、彼との仲を守る、という戦い方しかできない。自分から相手をツブしに行けないでしょ?」
っていう惣領さんの主張はすんごく笑える。当時の彼女にとっては笑い事でもないが。
→500年前の、ナポリの街並を描くのに、絵の中に見えない水路の存在を意識するとかレベル高すぎる。
→二人して、小津安二郎の映画のカメラワークを参考にした話で盛り上がってる。やっぱすげーんだなあの人。ヴィスコンティ(『ベニスに死す』)もか。確かになー。
→そっか。デジタル描線で描いたものを縮小した絵より、アナログで点みたいに描かれた絵の方が、遠くから見た絵として自然なんだ。間にある空気の存在まで…。
→ナポリ王国の王女サンチャ(登場時14歳!)の描きがまた繊細で。イタリアの読者が日本より多いらしいし。かなりの疲労感出る。
→惣領さんは「ルネサンス→印象派」の流れで「構築→破壊」をするつもりだ。おもしれー!常田大希?⇩
◆
・『世界を変えた女の子「ココ・シャネル編」』
→嫌いの先にはない、「好き」のチカラ。
・『世界を変えた女の子「エイダ・ラブレス編」』
→前回↑よりも、アニメ場面での絵は好みだ。
◆◆
・『【ストーリーズ】「コロナ禍 花束に思いを託して」』
→花に込める人生。
・『【ストーリーズ】ノーナレ「クイズ 最高の一問」』
→クイズ作家、日高大介と矢野了平。1ヶ月で、人生最高の一問を?そんな簡単にいくか!?
→日高さん、うつ病を患ったのが原因なのか、卑屈な感情をあけすけに見せてくる方だな。それがまた見えていい番組。
→新型コロナに日高さんが感染。ちょっと期限オーバー?
→お互いに一問ずつ見せ合うのね。
→あ、最後に、二人で一問、なのか。
→えっ?あっそう?そーいうこと?伏線がキレイに回収された。なに今回のノーナレ。素敵!
つながりつながり。