霧の中の悪魔

2月16日の視聴

・『【ストーリーズ】「だれも独りにさせへん〜コロナ禍の冬 苦闘の記録〜」』
→舞台は豊中市
生活保護の“申請すら拒む”タクシー運転手の男性(渡辺さん)。話を聴く限り、仕事に出ても客足のない状況に、酒まで飲んで、明らかにもう限界を越えている。申請しない理由が「まだ、他人の世話になりたくない。」
→なんかもう「なぜ申請しない?」とかいう問題でなく、社会が、政府が、セーフティネットを「使わせないように使わせないように」してきた結果が自国民を追い込み、自死や衰弱死に追いやっている。
→彼は、たまたま、まだ生きているに過ぎない。もういつ死んでもおかしくない。
→子どもがいる家庭なら、もしかするとなりふり構わず生活保護でもなんでも受けるのかも知らんけど。「ひとり暮らしの男性」なんかは、今の(生活保護や、施しを受けることへの)スティグマを払拭しない限り、コロナ関係なくバンバン死んでいくだろう。
→悩んだ末に、勝部さん(今回支援側メインで登場する、コミュニティソーシャルワーカー)の助けを受け入れた、ある男性。彼の持つ“宝物”が沁みる。それは勝部さんからもらった1枚のカード。


“何か気にさわることをしてるならすみません
是非一度会って下さい
時間を決めてもらったら
うかがいます”

ものすごい配慮のことば。優しいことば。
→渡辺さん、糖尿病悪化してるやん!勝部さん家に来んかったら死んでるな。

・『NHKドキュメンタリーセレクション「ジェイクとシャリース〜僕は歌姫だった〜(2019)」』
→【第1章 奇跡の歌声】シャリース・ペンペンコから、ジェイク・ザイラスへ。そのシャリース時代のお話。
→⇩で観た記憶から、私の脳が書き換わって無かったので、だいぶ驚いてしまった。

→セクシー衣装とか、苦しかっただろな。
→【第2章 転換】様々な変化後、の話。苦しみを乗り越えた、今の話。上り詰めた人間が、フィリピンでまたイチから生き直す。なんたる覚悟だ。
→【第3章 家族】お母さんは、理解してくれなかったんだね。切ないね。
→【第4章 最愛の父】そういや、お父さんのハナシここまで全く出てこないな。
→…彼が(彼女、だったころ)4歳のときに、刺されて亡くなっていたのか。父への幻想は強め。必ず、受け入れてくれるはず、と。
→【第5章 音楽と自分】ニルヴァーナカート・コバーンの信奉者。男性ロックヴォーカルになってからの曲調、似てるっちゃあ似てる。
→【第6章 本当の声】3年かかって、自分の声を見つけたジェイク。
→アフタートーク『AI×ジェイク』の対談、あり!豪華だな!!
→すごく良かった。

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・『午後のロードショー「ミスト」』
→扉の開け締めは慎重にしよう。

→これはもしや…バッドエンドの可能性出てきたな。
→死に損。




つながりつながり。