どちらにも与さない

5月24日の視聴

・『ETV特集「緊急対談パンデミックが変える世界〜ユヴァル・ノア・ハラリとの60分〜」』
イスラエルプディング令。1948年に出来た緊急事態的な法が、意味を為さなくなっても(2011年に廃止されるまで)残り続ける、という状況は、日本にも多数ある。これを変えるなら、今。
→昨日。有名な某シェアハウスリアリティーショーの、現行メンバーの1人が、自殺した。詳細は知らない。たまたまだが、この番組のハラリ氏が、WHOに寄付した理由が突き刺さる。


パンデミックの中で同胞を救おうとしたら
国際的な協力を選ぶほか
道はない

→自殺された方のことは残念だが、それ以上でもそれ以下でもない。むしろ、同様に自殺を考えている人たち(同胞)の命をどう救うか。それは考えていきたい。


・『ETV特集「お父さんに会いたい〜“じゃぱゆきさん”の子どもたち〜」』
→以前観た番組より一歩進んだバージョン。前回出演の男の子(もう今は男性)は、父親に拒否されて悲しい結末だったし。
→当時の日本人男性は、出稼ぎのフィリピン人女性を軽く見ている、というイメージがある。
→そういう自分のフィリピンのイメージは、アキノ大統領くらいで止まっているんだけど。
→今回の彼(良太くん)も、父親(日本人)には拒否されて会えず。この父親、日本人女性と結婚してるけど。そもそも病気とかウソなんじゃないの?
→エリカさん(養育費が止まったせいで大学行けず)の父親も最悪。認知を求める裁判でも争う姿勢とか。父親側の言い分をぜひ聞きたい。
→明子さん(認知はされたけど父は会ってくれない)は、家族にもう拘る必要はないと思う。悲しいけど。
→吉長武志さんのような、イイ話になるパターンは、少ないのだろうね…。


・『BS1スペシャル「ウイルスvs人類3 スペイン風邪 100年前の教訓」』
→当時、第一次世界大戦の真っ只中のため、戦争に参加している国々はウイルス感染が広がることを隠蔽。中立を保っていたスペインが最初に公表したために「スペイン・インフルエンザ」の名がついたというのが皮肉。とんだ風評被害だろ。
→歴史家の磯田さんが「SARSやMARSの犠牲者が少なかったので、前の記憶に規定されて」油断してしまったことを自省されていた。昨年度の台風が一本目は「風」だが、二本目は「雨」だったため、二本目の被害が大きくなったことを思い出す。

https://chikirin.hatenablog.com/entry/2020/02/16/%E7%81%BD%E5%AE%B3%E3%82%92%E5%BE%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%82%8B%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%EF%BC%9A2019%E5%B9%B4%E5%8F%B0%E9%A2%A815%E5%8F%B7

https://chikirin.hatenablog.com/entry/2020/02/17/%E7%81%BD%E5%AE%B3%E3%82%92%E5%BE%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BF%94%E3%82%8B%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%EF%BC%9A2019%E5%B9%B4%E5%8F%B0%E9%A2%A819%E5%8F%B7

→ウィルソン大統領がドイツに(第一次世界大戦の戦後補償として)寛大な措置を求めていたのに、会議期間中に本人がインフルエンザに罹患したせいでフランス(ドイツに多額の賠償金、派)の条件を呑まざるを得ず。それが第二次世界大戦の引き金(ナチス・ドイツの台頭)になってしまうという…これも皮肉。感染症が歴史を大きく変える。

・『バリバラ「新型コロナ V7★世界テレビ会議」』
ルーマニア精神障害者施設の事件。職員は入院させ、障害者は施設に取り残される。トリアージのつもりなのだろうか?医療従事者も相当迷っていることが見受けられる。
→?実際にトリアージが問題になってるんだ。知らんかった。
→とはいえ。この非常時。「トリアージありきの議論をすべきでない」というのは違うと思う。それこそ、このバリバラで議論しているように、結論が出ないまでも声を上げ続けつつ、議論は毎週でもして欲しい。表現してほしい。そうすれば、ベストではないが「その時のベター」なトリアージができる。

・『ULTRAMAN Episode 02「逃れられない運命」』
→白髪の壮年男性が格闘しているシーン、貴重過ぎる。でも、内臓ぶちぬかれたぞ?
→敵フォルムが、ウルトラの父なんすけど。
→巨大化しないパターンのULTRAMAN、てことね。どういう科学力で変身したの!?衛星使った?スペシウム、て光線の材料?
→敵の元気玉をこっちのかめはめ波でぶっ壊したかのようなスペシウム光線
ベムラーって、あんなんだっけ。昔おぼえてたんと違う。カッコ良すぎる。

・『ULTRAMAN Episode 03「ウルトラマンやるのも悪くないかも」』
→なんかチャラい正義の味方になり始めたぞ、進次郎。エドゼットンの末裔)はそれでいいのか?
→イガルとエイダシク星人、がどれなのかわからん。四つ目の猿と、警官に擬態してるやつかな?
※イガルがピグモン

・『ULTRAMAN Episode 04「リミッター解除!」』
→異星人の格闘センスがハンパねえな。エドの思惑は一体…。
→あの異星人、バルタン星人か…?後ろにスタバみたいのが見えて恐怖感薄めだけど。
→進次郎、リミッター解除したなら分身全員スピードでなぎ倒せよ。街への被害大き過ぎだろ。それにしても周りの人への被害、爆発の割に少ない。佐山レナとか真っ先に爆風で死ぬレベルだぞい。
※エイダシク星人がバルタン星人。警官擬態がこいつ。

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・『ETV特集「義男さんと憲法誕生」』
生存権が無かったら、生活保護制度も無いわけよね。感謝。
→9条(平和主義)、25条(生存権)のみならず、17条(国家賠償請求権)、40条(刑事補償請求権)も彼のおかげらしい。
→なるほど。当初の、12条だけでの法運用だと、あくまで自由権のみになり「国家がなにもしない」可能性が出てしまうのか。国家に「国民の権利を守る義務」を求めるためには“社会権”が必要なのだな。



つながりつながり。