- 作者:ヴィクトール・E・フランクル
- 発売日: 2002/11/06
- メディア: 単行本
5月10日の視聴
・『かんさい熱視線「緊急事態宣言、延長 危機をどう乗り越える?」』
→5月8日の放送。吉村(大阪府)知事が「ウイルスとの共存」「解除後の再対策の基準」を何度も繰り返し口にされていた。さらに①「医療崩壊にならなければ助けられたはずの命」②「毎日、帳面を見て暮らす、中小零細企業などの倒産・失業による、あってはならない死」、この2つの命を守ることも明言。分かりやすい。
「ウイルスを怖れながら、その状態を維持しつつ、徐々に徐々に経済を戻していく」
→「大阪モデル」の凄さは、全国に先駆けて実行しようという気概。失敗するリスクはもちろん踏まえた上で、上手くいけば全国がこのモデルに倣って動き出す。少し前、北海道知事が、国が動くより先に“緊急事態”を宣言、引き締めを行なったと同様「自ら考えて動く」ことが自分含む命を救うことになる。東日本大震災で、津波から命からがら逃げ延びた人たちから、多くを学んだ者がここにいる。
→Dr.安井(済生会中津病院)の話は、長い上に“質問に対する応え”が不明。で、なんで医療機関は赤字なの?アナタの夏のボーナスの話は聞いてないわ。
→むしろ吉村知事が「医療機関の赤字の理由」を説明してくれた(新型コロナ治療時の、診療報酬の低さ)わけだが。医師は医療のみの専門家で、カウンセラー能力があるわけじゃないことがよくわかりました。
・『そして街から人が消えた〜封鎖都市・ベネチア〜』
→2月のカーニバルが、途中で中止に。さぞ無念だろうに。2週間後に都市ごとロックダウン。劇的な変化。
→カーニバル前、高潮で街から沈んでいたベネチア。復興した矢先の、復活カーニバルだったのに。
→「ペストの医者」の仮面(『ベルセルク』でも出てきた、あの鳥みたいなヤツ)。仰々しい。ペスト、30年で3,000万人の死者。すげー死んでる。当時の世界人口からしても、膨大。
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・『まいにちスクスク 親子で絵本を楽しもう(1)〜(4)』
→そもそも読ませようとやっきになる人ほど、絵本読んだことなかったりしない?どーいうつもりか知らんけど、情操教育とかどうでもいいこら、無理しないのが一番よ。
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・『100分de名著 カミュ“ペスト” 第1回「不条理の哲学」』
→2018年6月の放送。サルトルの実存主義とつながってる?1947年出版か。
→ペストによって「人間がなぜ生きるか」を急に考えざるを得なくなるのは、『7人の小さな探求者』の子どもたちが示してくれた事実とつながる。
・『100分de名著 カミュ“ペスト” 第2回「神なき世界で生きる」』
→教会の方々も無力の極みだしな。
→「絶望に慣れると、絶望から抜け出そうとすらしなくなる」という一節。誘拐され、監禁され、洗脳されていくという、危険な香り。かつてのオウム真理教もそうだし、大学生が小学生を2年間監禁(軟禁?)していた事件もそうだし。そして日本の検察は、その人間心理を利用して、冤罪を生み出すことから卒業できていない。
→カミュは第二次世界大戦中のフランスにいたのか。レジスタンスとして。
・『100分de名著 カミュ“ペスト” 第3回「それぞれの闘い」』
→パヌルー神父が神に抱いた疑念。それは、
⇧で、ヴィリバルド神父が語り、クヌート殿下が証明しようとしたものと同じなのでは?パヌルー神父が、病気でなく馬車に轢かれて死んでたら、⇩ブラックユーモアじゃい。
- 作者:住野 よる
- 発売日: 2017/04/27
- メディア: 文庫
・『100分de名著 カミュ“ペスト” 第4回「われ反抗す、ゆえにわれら在り」』
→アンタの人生が一番壮絶だよ、カミュ。アルジェリアの独立も、歴史を作る側はやはり殺人から離れられないんだもんな。
→戦争を疫病に見立てた小説であって、ペストそのものによるディストピア小説とかではなかったのだな…。
つながりつながり。