みずからたちたい

マルコムX (岩波新書)

マルコムX (岩波新書)

3月20日の視聴

・『NHK映像ファイル #570 あの人に会いたい「堺屋太一(作家)」』
→『油断!』のタイミングが石油ショックと被り、出版2年遅らせたエピソードしかり、『団塊の世代』での未来予測しかり。精緻な情報集めと分析。数字・ファクト・ロジックの旗手。大阪万博(1970)への推進力も尊敬。
→彼はきっと、今の経産省見てすげー悲しんでたのだろうか。無念無念。
→ナンバーツーの重要性(「匿名の情熱」)は、アドラー心理学のアルフレッド・アドラーに通ずる。アドラーも忘れられた存在だったし。
→『平成三十年』もまた完全にそのまま。

・『LIFE!「木村多江伊藤健太郎 登場」』
→これで春からタピオカブーム収束し始めたらウケるんですけど。
→14歳男子。Hな本は最後拾う。

◆◆

・『バリバラ「ヘルパーのお仕事(2)ヘルパーもつらいよ」』
→利用者が、ヘルパーに対し「遠慮じゃなく配慮」するっていう、あずみんの考えがピタッとくる。
→ここに出てくる人達が「国になんとかしろ」とか「どーにかならんかな」でなく「(自分が)こうしていきたい」「(自分達が)こうできるんじゃないか」と、障害の有無に拘わらず当事者意識満載であることに、いつも驚く。

・『バリバラ「住みたい場所で暮らせない!~地方の自立生活のリアル~」』
→障害者の自立に関するあれこれは健常者の子育てにこそ大きく役立つ。親が子に対するときの距離感は、子どもにも意志がある、ということを忘れがちな大人への大きな気づき。

・『バリバラ「BLACK IN BURAKU」(前編)』
→部落問題。誤解してる老人たちが、この世から一掃されないと社会が変わらんのだろうか。…もしかして私は、「生活保護だから、子の保育所の、他の父兄と積極的に関わろうとしない」のか?なぜだか自分が部落の民になってる気持ちに。
→ウチの子は、外国ルーツの両親を持つ子と仲が良い。と、思っていたが。そもそも「たくさんいる」だけかも。
→投稿(?)の「被差別部落の彼と結婚」しようとしてる女性。「甥や姪が結婚できなかったらどうする」「我々(両親)が後ろ指さされてもいいのか」などという脅迫をする親のことなど、ほっといたらええねん。“彼氏”のほうがなんも思ってないのに、アンタがブレてどーする。結婚すんのは誰なのよ。親の無知な人権侵害を、自ら認めてどーする。親に祝福して欲しい、て感情、どっから生まれんの?そう思い込まされてるだけじゃない?
→スタジオに、部落差別に興味あり、という女子学生が一人。この回での立ち位置が不明瞭。もう何人かいなかったの?「部落で育ちたかった」とか、どんな気持ちで言ってんの?

・『バリバラ「BLACK IN BURAKU」(後編)』
大阪万博(1970)前に、部落と一般地区(この言い方がもう気にいらないが)を隔てる川が埋め立てられて消えた。このことに、堺屋太一さんは何を思っただろう。彼が死ぬ前に訊いてみたかった。
→「食肉の加工や革製品の製造」なんて、北海道の農家で今でも当然のようにやってるが。部落在住者がやると、なんで差別的職業になるんじゃい!!
→手前勝手に解釈することは、人間の善い所でもある。楽観的になることで生きようとできる時もあるし。でも、他の誰かを貶めることは、自分を何も変えない。
生活保護だって堂々としたい。しかし未だ、「努力してないヤツ」と思い込みたい人間はいる。そいつらが超絶マイノリティーになるまで、言えない。
→この後編。女子学生どこいった?スタジオから追い出されたか?



つながりつながり。