メモ『地方創生大全』

地方創生大全

地方創生大全

【第2章「モノの使い方」〜P115まで】

P97
→【税金で道の駅を整備&民間委託、における「3つの歪み」】

P102
⭕『岩手県紫波(しわ)町「紫波マルシェ」』

P104
→被災地からそう遠くないところに「稼ぐ場所」があるのはすごく心強い。

P105
→「坪あたり20~40万円の予算」が「“民家と同程度の建築費”で整備せざるを得ないケース」であることを、どれくらいの人間が理解できるのか(自分含む)。損益対照表(バランスシート?)を読めるかどうかも大きなポイント(当然だけど)。

P106
→撤退(exit)戦略がまるで無いので、大抵の道の駅には失敗しかない。

P108
✖『南アルプス市地域活性化総合特区」』

P110
→【第3セクターが失敗する「3つの共通点」】

P113
→どうせ間違うなら、10〜20代の経営者に頼んだ方が、Exit戦略含めて真剣なのでは?

P114
→なんか、行政がからんだ経営ってほとんど「時間」と「空間」の概念がない(ダメなサッカーみたい)
⭕『小田原市「小田原柑橘倶楽部」』

P115
二宮尊徳の「積小為大」。詳細は第4章。

【第4章「カネの流れの見方」】

P194
→儲ける気のない人間がやる事業は、すぐ“ひずみ”を生む

P196
→そうか。「補助金」って、税金でレバレッジを効かせてるということなのか。

P200
→「利益を出す」ことを「搾取」と考えるメンタリティはどこから来るのだ?日本固有でも、地方のみの思考とも思えない。必要なのは歴史だろうか。どこで、いつ、誰が、どのように刷り込んだ歴史?おかしい。圧倒的に利にかなってない。

P204
→公務員が「利益を生んではいけない」と思い込んではいないか?それをタテマエに、考えることをやめているだけでは?

P205
✖『京丹後市京都府)の戦略』

P207
→中学公民の「需給曲線」を思い出す。曲線を動かして価格の決まり方を学ぶのは、単なる「テストのためのお遊び」みたいなもんで。アレが「補助金に頼り出すとどうなるか」「人口減少するとどうなるか」という実学にまるでつながらないという、義務教育の無意味さ。

P208〜211
→【計画主義が抱える「3つの限界」】
→ざっとパラパラめくって読むと、例えばP2~5、P97~101、P110~114、P208~210など、木下さんの「3つにまとめる」上手さが際立つ。3つにすることは、読み手の理解を深める、のはわかる。ともすると5つや6つになりがちなものを、どう「3つ」に絞っているのだろう?
→(限界1)Exit戦略は経営の基本でしょ。
→(限界2)生活保護ケースワーカーが、本音でなく「タテマエ」で自宅訪問(そう決まっている、とかの理由で)するのは責任転嫁もあり。「訪問を希望していなち家庭にまで伺うのは、法のせいであって、自分たちの責任ではない」と…。そんな私はどうだっただろう(会社員時代)。
→(限界3)「総論賛成・各論反対」は、被災時の集合住宅の修繕などで、モメる住人にありがち。

P211
⭕『北九州市「小倉家守構想」』
→小倉か…自学ノートの彼が在住している?

P214
→【ふるさと納税=地方衰退要因、となる3つの歪み】

P217
→なるほど~。今まで「ふるさと納税で、自治体もとうとう、稼ぐことを考え始めたか」と喜んでいたのだが。市場にかけられる商品でなくなっている時点で、補助金漬けの事業と同じ罠に陥るわけね。それじゃあ、長期に「稼ぐエンジン」にはならんわな。

P220
→木下氏・堀江氏・西野氏とも「ものすごい量の失敗例の蓄積」を、実体験込みで見せてくれている。
→そりゃもちろん、自ら失敗してみないと分からないものもある。それでも「もう出回っている失敗は見せてあげるから、それを自分に取り込んだ上でチャレンジすると、君たちの未来は明るい」と言われているようで、ワクワク。
→木下氏の書籍でも、(年配者が大好きな)NHKでも続々と新しい考え方を企画(ハートネット、バリバラ、あさイチ、など)している。なのに、「本読め」「NHK観ろ」という年配者自身はどう思っているの?肝心の所は見ようとしてないのでは?
※脳を更新して、上書きできる年配者のみなさんごめんなさい
→著者の危惧する通り、今「ふるさと納税」頼みの自治体が、国とケンカするハメに。そりゃなるだろ。

P225
→(二宮金次郎の)「分度(ぶんど)」=収入に基づいて支出を決め、黒字体質にする
→一見、「なんでも売る」営業と思わせて、この大阪・堂島の相場を見ながらという情報強者であることが、最大のポイントではないか。また、しっかり奉公人に対してインセンティブも与えている。

P229
→地方の信用金庫勤務の方々。あなた方こそ、この『地方創生大全』読んでみては?『報徳仕法』もね。



【第5章『組織の活かし方』】

P234
→【地域活性化推進の「3つの壁」】

P235
→あーなるほど。既存のPTA組織が理にかなってないなら、新しく「PTAをぶっこわす組織」を作ればいいんだ。

P239
→私の前職の会社、こんな感じだったな。

P250
→【コンサルタントに任せた時点で失敗する「3つの理由」】

P254
→学校で教わる「議論」って、決定する基準が明確にされずに始まるせいか、いざまとめようとすると上手くいかない。思考するための授業だ
、ってんならアリだけど、違うよね?学級会も委員会も、だからいつもツマランのよ。ダレる。

P256
→これは

地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門

地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門

にも反映された実体験ですね。

P258
→【集団意思決定の3つのワナ】
→先日、ウチに来た警察官(交番勤務)が両方のスキル持ってた。あまりに理解が早くてビビった。

P260
→【ワナ3(「集団浅慮」のワナ)にはまる「3つの問題」】


P265
ハリルホジッチ監督の解任に、こういう「情緒的な意思決定」があるように思う。

P267
→「二度とよばれなくなる」…いや、呼ばれたくもないわ

P270
→一貫性より「柔軟性」

P274
→これはもう、道州制の導入が必要。民間は勝手に統合が進むけど、お役所は意識的に統合しないとね。

P275
→【情報収集の「3つの問題」】

P277
財務省主計局のくだり、ホント笑えないわ。

P281
→【成果を阻む「3つの間違い」】

P291
→これは「前職で職員全員に個人面談をしたときの私」です。反省。

【おわりに】

P298
→「美食の街」ならぬ「美食の国」として、日本は大いに世界と勝負できると思うが…。何の“3つの壁”がジャマしてるのか。いい「考えるネタ」発見。

【第2章「モノの使い方」のP116〜】

P118
⭕『札幌・大通公園のビアガーデン』

P119
⭕『富山市・富岩運河環水公園』

P120
⭕『マディソン・スクエア・パークの「シェイク・シャック」』
⭕『ブライアント・パークのスケートリンク

P130
→【地方がやるべき3つの「常識破り」】

P138
→図書館を「集客装置」と見立てる発想がイイ。各地に点在する廃校舎だって、もっと使いようはある。

【はじめに】

P2
→【「環境まちづくり」の3つのポイント】

【第1章「ネタの選び方」】

P33
→「仕事の流儀」のくまモンの回も、結局は、こういうマイナス面には触れてなかったな…。あれを紆余曲折の上「うまくいっている」「頑張っている」と見せかけたにすぎん。


P45
⭕『東京八百屋の会』(たった3軒で!スゲい)

P46
→「販売数を約束」。これぞ営業!!

P54
⭕羽田市場
⭕久松農園

P59
⭕『岩手県紫波町「オガールアリーナ」』

P60
→オガールアリーナの成功は、新しい国立競技場の建設に生かされなかったのか?何のための施設か分からない。それは「限られた人に熱烈に支持される」突出コンテンツにならないことを意味する。サッカーを観戦する層を、はなっから想定してないような。アレ、練習専用の施設にするつもり?

P61
⭕『ONOMACHI U2

P70
⭕『ジュエリーブランド「TILLAEARTH(ティーラアース)」』

P73
生活保護の成立要件や、一時扶助の支給要件が「受給者の不正を促している」ともとれるシステムなのは、やはり税金を使っているからなのか。どうりで面倒なことが起こると思ったわ。

P79
→財務3表が読めない時点でアウト。じゃー自治体にできるわけないわ。

P83
→フ・ザ・ケ・ン・ナ。

【第3章「ヒトのとらえ方」】

P154
→この代ゼミの発想しかり、セイコーマートの方針しかり。人口減少に伴い、規模や稼ぎ方を変えるつもりがないと、衰退まっしぐら。

P186
→もしかして、自分が「わが街の活性化」を他人に語る割に何もしないのは、まだ「実家(地元)に未練がある」のか?無意識にまだ子ゴコロ(親ゴコロならぬ)があるのであれば、さっさと捨てる方がいいのではないか。そうでないと、あっちも無駄に期待しちゃうワケで。



つながりつながり。