美空ひばり「あれから」

美空ひばり「あれから」

作詞:秋元康
作曲:佐藤嘉風
編曲:野中“まさ”雄一

(※、※※、※※※の初めの1〜4行、5〜8行はそれぞれ同じメロディーで)

夕日がまた沈んでいく
あっという間の一日
どこかに大事な何かを
置き忘れたような自分の影

地平線は変わらないのに
静かに移ろう景色
生きるというのは別れを知ること
愛しい人よ


あれから
どうしていましたか
私も
歳をとりました
今でも
昔の歌を
気づくと
口ずさんでいます
振り向けば幸せな時代でしたね


いくつか星が煌めいて
後悔さえ美しい
今日できなかった何かが
明日はできるような気がして来る

長い道を歩き続けて
ようやくたどり着けそう
生まれた瞬間(とき)から追いかけてきたのは
母のその背中

※※
あれから
元気でいましたか
随分
月日が経ちました
何度も
歌った歌を
もう一度
歌いたくなります
そう誰も大切な思い出が人生


(語り)
お久しぶりです
あなたのことをずっと見ていましたよ
頑張りましたね
さぁ私の分まで
まだまだ
頑張って


※※※
なぜだか
涙が止まらない
心が
ただ震えています

(※くり返し)