- 作者: 西部謙司
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/11/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ロシアW杯は、(私の?)予想通りフランスが制した。
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ナントのアカデミーから「生まれながらにリーダー」である、
ディディエ・デシャン監督の手腕を恃みにしていたわけだが、
フランスは、1998年のフランスW杯優勝(移民への喝采)から、2010年南アフリカW杯でのゴタゴタ(グループリーグ敗退、選手のボイコット、からの移民へのバッシング)を経験し、
また高みへとたどり着いた。
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マルセイユ(選手)時代のリーグ優勝没収(上層部が買収工作を…)とか、
ユベントス(監督)引き受け直前のセリエB降格(上層部が買収工作を…ってオイ)とか(でも一年でセリエA昇格!)、
紆余曲折の末の戴冠。
デシャン監督おめでとう!
◆◆◆
かたや、まるで2010年南アフリカW杯のフランスのように、歴史的なグループリーグ敗退をしたドイツ。
だが、育成のスタートも移民が力を持ち始めるのも、フランスに追随するドイツのこと。
必ずや復活してくるに違いない。
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で…日本は?
国の政策自体が、こんなに人口減少してるのに移民を受け入れる気が皆無だし、
育成する気が無いのか、「W杯まででもその知見を日本に残そう」とした監督を二人も解任するし、
サッカー以外のスポーツにもどんどん10代が流れて行ってることを理解しないと、
人的資源をサッカーに投入する覚悟のある、アジア近隣諸国に抜かれますよ?
ベルギーとの(決勝トーナメント1回戦の)試合前に、すんげぇ昔の対戦成績とかメディアが取り出してきたのとかアホらしい。
過去の知見は大いに利用しながら、過去の対戦成績は無視しないと、ベルギーみたいなレベルアップは見込めない気がします。
つながりつながり。