- 作者: 西部謙司
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2011/12/03
- メディア: 文庫
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UEFAチャンピオンズリーグ(以下CL)において、2011年の段階ではまだ連覇をしたクラブはなかった(前身のチャンピオンズカップは除く)。
しかし今。
“FCバルセロナ最強”かつ“スペイン代表最強”は、たかが五年で覆され(それでもバルサはラ・リーガでは無敵に近いが)、
ワクワクするような混沌が始まっている。
◆◆◆
今やジダン監督擁する(した?)レアル・マドリードがCL三連覇を成し遂げ、連覇のなかった歴史を一蹴。
ロシアW杯では新たな勢力が台頭し、サッカー大国と呼ばれる国々も、ギリギリの戦い。
今回のW杯では、AT(アディショナル・タイム)での得点も多く、
それが「GL(グループリーグ)突破の可不可」や
「グループでの1位通過・2位通過」
を決める得点になるあたり、
選手たちの集中力は段違いに高い。
◆◆◆
もはや「ドーハの悲劇」が誰の“悲劇”だったのかと思えるぐらい、
「もう少しで勝てたのに」
という議論が意味を為さない。
負けたり引き分けたりするのは、何かしらそれまで積み上げてきたことの綻びが表面化しただけなのだ。
◆◆◆
今まで「勝ち点って、なぜ“勝ち2、引き分け1、負け0”でなく、
それぞれ“3、1、0”なのだろう」と思っていたが、
なんとなく納得した気分(真の理由は知りません。不勉強ですいません)。
勝つことの尊さ。
「勝ち点」の配分を決めたひとは天才ですね。
…
つながりつながり。