廃墟への道標

采配

采配

団地に“階段委員”というものがある。

数ヶ月に一度、「階段委員会」なるものが開かれるのだが、

その委員会に出席した際の、理事との一幕。

◆◆◆

私「今日はたまたま出席できましたけど、子どもも小さいですし、パートナーの体調も基本芳しくないので、子どもを預けられない場合は出られません。その場合どうすればいいんですか?」

理事「“副”の階段委員がいるので、頼んでください。ルールもそうなってます」

「いやでも、“副”の方との連絡も面倒(留守かもしれないし、ケータイ番号知るほど親しくないし)ですし、そもそも連絡つかないかも。まあた、主委員も副委員も体調悪かったらどうしたら?」

「今までそれで回ってきたので大丈夫です」

「え?????」


◆◆◆

団地内に、「ルールですから 団地敷地内での犬・猫の散歩は禁止です」などと、理由も記さない看板はデカデカと置くのに、

なぜ肝心のルールは作らないの?

可能性が少ないからって、ルールとして必要ないと決めつけるのはいかがなものか。




URが頑張っても、こんなしがらみのある場所に若者は来ません…。

団地中、空室だらけで治安に不安があるけど、住民が増える気配はなし。

年配者だらけの団地民は、唯一可能性のあった「民泊」を、理事会で禁止してしまった。そういうルールは作るんですね。

もう、管理者側がお金払うくらいでないとダメかも。

まっしぐらですね。

どこへって?






つながりつながり。