無職管理委員会

ブックオフなどで、中古品を売る際の身分照会で記入する職業欄。チェック項目でいつもモヤモヤする。理由はわかっている。

………

「ただ職に就いているかどうか」は、

その人の“生きる価値”に、

微塵も関係ない、と思っているから。



「無職」に肩書きとランクを与えても、無職は無職。

それを、
「(無職だけど)学生です」
「(無職だけど)主婦です」
「(今は年金暮らしで無職だけど、そう言いたくないから)元教員です」

などと、周りの人間に「ぼくは(わたしは)、今は無職だけど肩書き持ってます(ました)よ」とやたらと主張されると、

“無職である理由を持たない”無職は生きてちゃいけないのだ

と思わされて、この社会に絶望する。



それは、私だけの感覚じゃない。感受性の強い子供たちほど、大人たちの会話、大人たちとのやりとりから、

何かに成らないと、生きてはいけないんだ

と無意識に感じ取っている。その思想を次の世代にも刷り込んでいく。



私は、若い世代にそんな気持ちを抱かせたくない。だから、このエントリを読んで、なにか感じてくれる方にお願いです。

◆◆◆

自分、および自分の周りにいる誰か(どんな年齢、性別でもいい)に伝えて欲しい。

ナニモノでもない存在になっていいんだよ

と。あなたはそれでも生きていい存在なのだ、と。



つながれつながれ。