年下の価値

ヘルプマン!(17) (イブニングKC)

ヘルプマン!(17) (イブニングKC)

希望荘

希望荘

家主が、住居を“高齢者”に貸し渋る体質はいつからなのか…。

その人権侵害を、大人は子どもにどう伝えるのか。

◆◆◆

親や教員は、子どもたちに「年輩者を敬いなさい」「ご高齢の方を大切にしなさい」などと言いながら、

貸し渋り”のような大人の矛盾に「仕事だから仕方ない」と目をつぶる。

子どもからの「アレおかしいよね?」の質問を「屁理屈言うな!」と片付ける。




それはきっと、


子どもの理屈が通っていて、それに答えられない


だけなのでは?


わからないなら、わからないと言えばいい。わからないから、子どもと一緒に考えればいい。

考えるのがイヤなの?
そんなに疲れてるの?
その疲れてることに対して改善の余地はないの?
「改善する気がない」姿をそんなに子どもに見せたいの?


子どもは誰を敬うの?

◆◆◆

敬えるかどうかは年齢じゃありません。

卓球と将棋の15歳が、それを物語っています。

え?「自分の子は彼らとは違う」って?


みんなちがってみんないい


んじゃなかったの?「みんなちがっている」という意味では、みんな「同じ」15歳ですよ。 




高齢者も子どもも、みんな一人一人違ってあたりまえ。尊重できるといいですね…。

つながりつながり。