- 作者: くさか里樹
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家主が、住居を“高齢者”に貸し渋る体質はいつからなのか…。
その人権侵害を、大人は子どもにどう伝えるのか。
◆◆◆
親や教員は、子どもたちに「年輩者を敬いなさい」「ご高齢の方を大切にしなさい」などと言いながら、
“貸し渋り”のような大人の矛盾に「仕事だから仕方ない」と目をつぶる。
子どもからの「アレおかしいよね?」の質問を「屁理屈言うな!」と片付ける。
それはきっと、
子どもの理屈が通っていて、それに答えられない
だけなのでは?
わからないなら、わからないと言えばいい。わからないから、子どもと一緒に考えればいい。
考えるのがイヤなの?
そんなに疲れてるの?
その疲れてることに対して改善の余地はないの?
「改善する気がない」姿をそんなに子どもに見せたいの?
子どもは誰を敬うの?
◆◆◆
敬えるかどうかは年齢じゃありません。
卓球と将棋の15歳が、それを物語っています。
え?「自分の子は彼らとは違う」って?
みんなちがってみんないい
んじゃなかったの?「みんなちがっている」という意味では、みんな「同じ」15歳ですよ。
高齢者も子どもも、みんな一人一人違ってあたりまえ。尊重できるといいですね…。
つながりつながり。