時間、です

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/touch/20170708

まだ有名でないYouTuberさん(登録者500名くらい?)が、クラウドファンディング(以下、CF)で資金を募っていて、

炎上…まではいかないまでも、コメント欄でCFに対して批判的な書き込みを沢山されている(まあ、賛成派はそうそう書き込みはしないんですけど)。



批判コメントを書き込む人に思うこと。彼らに何の害があるのだろう?

「がっかりした」「アナタに入金するくらいなら、被災地に募金します」等の書き込みに、期待(のフリ?)は感じるけど、YouTuberさんからしたら「アンタ誰?」「イヤなら観ないで下さい」という感じなのでは?

彼らは他人のお金で何かする事が不快なのか…?株式会社の存在を否定するのだろうか…?



まあ…マフィア批判や天皇批判をする意図がある人は、自分の身が危険になるので「匿名かつ顔出し無し」というのも理解できるのだけど、

たまたま「匿名かつ顔出し無し」なだけの個人が、自分と直接関わりが無いからといって、

「顔(や氏素性)を出してる」一個人相手に暴言吐くのには、全くピンとこない。

◆◆◆

皆に問う。

自分にすごくすごくやりたいことがあって、そのために必要な条件がほぼ「お金のみ」であるとき、

出資してもらえる可能性のある手段は、全て使いたい、と思いませんかね?

例えば、NEWS every でよく出てくる、“家族で経営するパン屋さん”のコーナー。

長年貯金して始めました…とか、退職金を利用して趣味から仕事に…とかおっしゃいますが、

だからといって視聴者があの番組を観て(パン屋の彼らを卑下するわけでなく)、

「今」パン屋をやりたいのに「10年後の開店を目指して」貯金し始めよう、と思います?ホントにやりたいなら、借金してでもすぐ始めたいでしょ?
※「パン屋をやりたい“だけ”」なら、自分でパンを作らなければ、技術の習得時間もほぼ不要。職人を集めるだけ。

でも、それこそ銀行などに借金するには、それこそ融資を受けるだけの実績もしくは信用ができるまで、何年かかるのか不明。

じゃあ、実績なくて「借金できない」、借金できる「家族もいない」、という状況で

絶対に諦めたくない

ほど「今」やりたいことがあるなら、どんな方法も試してみたいに決まってるじゃん。



クラウドファンディングを始めて、資金が思うように集まらなければそれはそれ、です。募った本人に、マイナスになることは無い。

むしろ、始めた人にしか「なぜ集まらないか」「何に価値があるか」を学ぶ機会は訪れない。



昨日のエントリでも書いたこと。

自分にとって、一番稀少な資源が何なのか。わかる人にのみチャンスは訪れます。

つながりつながり。