- 作者: 綾屋紗月,熊谷晋一郎
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2010/12/08
- メディア: 新書
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クローズアップ現代の『学びの貧困』。
クローズアップする所が「学校行かない(行けない)せいでこんな生活に」という………ホントにそのせいですか?
なんか他人事。
そもそも、なんで彼らが子供時代に学校通わず(かよえず)に介護や看護する羽目になるのだ?「親の看護や介護は子どもがみるもの」という暗黙の了解が首を絞めているような…。
学校行く行かないに関わらず、学齢期の子供が介護や看護してる状況が2017年の日本にあるのを問題視してはどうでしょう。
当事者の読み書き能力の低さについても。
まず、発達障害(のうちの、学習障害)の可能性がひとつ。
その場合読み書き訓練そのものが本人の苦痛ですよ?
そして、今の小中学校での学習内容(番組では数学してました)が、成人した彼らに本当に必要なことなのか、がひとつ。
学歴無いのを気にするより、無くても自分の価値に気付くよう促すのが支援者のすることでは?
彼らは、他人のしていない経験をしている。それを発信することの方が、今さら中学の数学やったり、漢字練習したりするよりよほど大きな経験を得られるでしょーに。
仮に就職するにしても、成長著しい企業が「SNSのフォロワー数を採用基準に」し始める時代ですよ?何が大切か一目瞭然。
もしかして、本当に『学びの貧困』なのって…。
コワくなってきました。
つながりつながり。